皆さん、こんにちは。鹿児島の税理士の引地です。
今回は、「がんばらない仕事術」(著者:伊庭正康)を読みましたので、その本の内容の中でも特に参考になった点をピックアップしてまとめていこうと思います。
そもそもこの本を読んだキッカケとしては、著者の「伊庭正康」さんのYouTubeを見てから、著者の本に興味を持ったことがキッカケになります。
伊庭正康さんは、もともとリクルート出身で、トップ成績での表彰を4度も受賞されている方です。
肩書を見ると、傑物のようなイメージですがYouTubeを見てみると、分かりやすい話し方をされていて、なおかつ親近感を覚えます。
使える知識・テクニックを押さえるだけで成果がでそうなものが紹介されていますので、今回はその一部を紹介していきます。
気が進まないときは「やりたいこと」との接点を探す
あまり気持の乗らない仕事・やりたくない仕事ってありますよね。
そういう仕事が舞い込んできたときは、自分が本来やりたいこととの接点を見つけて、その本来やりたいことを実現するための必要な経験ととらえるようにしましょう。
本書では事例として、もともとは小説家希望だった青年が、営業職に就いた例を挙げています。
もともとは、営業が苦手でやりたくなかったようですが、その営業という仕事を「小説をより面白く書くための経験」と捉えるようになってからは、トップ営業にまで登り詰めたそうです。
「な・じ・み」の法則
ビジネスにおいて、自分の特徴を知ってもらうためには、この「なじみの法則」を使うことが有効です。
な ⇒ 何屋さん?(具体的にどういうメリットをもたらすのかがポイント)
じ ⇒ 実績は?(可能な限り数字で表すのがポイント)
み ⇒ ミッション(お客さまに対するスタンス)
名刺なんかに盛り込んでもいいし、自己紹介の場で使ってもいいかもしれませんね。
サービスの紹介例だと、
「このサービスは〇〇という問題を解決するために開発しました。サービス開始からわずか3ヶ月で〇〇件の企業様にご利用いただき、〇〇%のお客様に〇〇の面でご満足いただいている期待のサービスです」
という紹介になります。分かりやすくていいですね。
聞き上手になるポイント
ビジネスにおいては、話し上手であることよりか聞き上手である方が、成果が上がりやすいというのは皆さんもどこかで聞いたことがあると思います。
著者自身もそのように語っていて、本書では聴き上手になるポイントを紹介しています。
- あいづちの打ち方
・相手の会話を反復する。
・相手の言葉を受け止める。
・相手の感情を代弁する。 - うなづくときに首を往復させるリズムは1秒
- ゆっくり話すこと(一秒間に6音節【ア・リ・ガ・ト・ウ・ネ、のスピード】)
確かに、自分で練習してみるとしっかりとした印象のあるしゃべり方に代わります。
余談
本書も大変参考になったのですが、
もっと著者から学びたいと思った方は
YouTubeもすごく分かりやすいので
ご覧になってはいかがですか?
伊庭正康さんのYouTubeチャンネルはこちら⇒https://www.youtube.com/channel/UCLI1ta1jCqMZeHSqY95lhlQ
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